網走バイオマス第２発電所を視察する鈴木知事（右）

　【斜網】鈴木直道知事は22、23の両日、斜網地区を訪問。「なおみちカフェ」「スクラムトーク」を開き、地域住民らと懇談した。

　なおみちカフェは「地域がもっと輝く北海道」の実現に向け、鈴木知事が各地域を訪問し、地域づくりの実践者、活躍する人々と懇談する取り組み。今回は網走のほか大空、小清水、清里の４市町で行った。

　網走では、市能取港町の網走バイオマス第２発電所を訪問。オホーツク産木材チップなどの道産間伐材を主原料に発電する、同社の取り組みを視察。従業員から説明を受けた。

　水谷市長、佐藤道議らも同席する中、事務所で同発電所の概要を聞いた鈴木知事は、さっそく発電施設へ。うずたかく積まれた木材チップを前に「これだけの量が１日でなくなります」と説明を受け、驚いていた。

　なおみちカフェではこのほか、黒毛和牛のブランド「知床牛」を生産するカネダイ大橋牧場（大空町東藻琴）、小清水町役場、ＪＡ清里の穀類感想調製貯蔵施設などを訪問した。

　また、きよさと情報交流施設きよ～るも訪れ、市町村長や地域活性化に取り組む人たちと直接対話する「スクラムトーク」も行った。