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函館新聞

クルーズ船入港予定58回 24年度過去最多に 函館港【函館】

若松埠頭に入港する「ダイヤモンド・プリンセス」。新年度は4月20日など4回を予定する(写真は昨年5月)

 函館市は22日、函館港への2024年度の大型クルーズ客船入港回数が58回になると発表した。過去最多だった19、23年度の47回を更新、道内港としても過去最多の入港回数となる見通し。新型コロナウイルス禍前から地元港湾関係者による地道なポートセールスが奏功したほか、コロナ明けに欧米人のクルーズ需要が大幅に増えたことなどが背景にある。

 市によると、入港回数は国内船8回、外国船50回の計58回。乗客乗員数は定員16万1650人に対し、7割となる12万8000人を見込んでいる。受け入れは若松、港町両埠頭(ふとう)で4月11日~11月16日となっており、両埠頭への同日寄港が3回、アラスカをクルーズする米国のセレブリティ・ミレニアムが初の日本通年運航による寄港を11回予定している。

 初寄港はセブンシーズ・エクスプローラー(5万5254トン)、シーボーン・オデッセイ(3万2477トン)、ロイヤル・プリンセス(14万2714トン)、ノルウェージャン・スピリット(7万5904トン)、ル・ソレアル(1万992トン)、ハンセアティック・スピリット(1万5651トン)、シルバー・ノヴァ(5万4700トン)、ノールダム(8万2897トン)、レガッタ(3万277トン)の9隻。最大級のMSCベリッシマ(17万1598トン)は23年度より5回少ない8回入港する。

 23年には、若松埠頭にクルーズ船用旅客ターミナルを整備し、利用者の利便性が増した。市港湾空港振興課は「若松埠頭は市街地や観光地に近い優位性をPRし、多く寄港してもらえるよう取り組んでいきたい」としている。24年度は大泉潤市長によるポートセールスは予定していない。入港予定表は市ホームページに掲載している。

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