大鷹町長（左）と「リトルシニア全国選抜野球大会」「学童軟式野球三年生大会」に出場する４選手。右は武田教育長

【日高】３月下旬に道外で開催される全国大会に北海道選抜メンバー（Ａ・Ｂ）として出場する町内の野球少年団ＪＢＣ日高ブレイヴの選手２人と、中学硬式野球の全国大会に出場する同少年団ＯＢで苫小牧リトルシニアの選手２人が７日、父母らと一緒に大鷹千秋町長を表敬訪問し大会への決意を述べた。

　「多賀グリーンカップ争奪第20回学童軟式野球３年生大会」（多賀グリーンカップ実行委主催）（30～31日、滋賀県・多賀町民グラウンドほか）には、ＪＢＣ日高ブレイヴの田村陽輝君（富川小３年）と白石瑛太郎君（同）が出場する。

　田村君は、右投げ右打ち、身長１３０㌢、体重27㌔。父親が野球をやっていたこともあり、小学１年の春に入団。二塁手。「優勝をめざして頑張る。エラーなしで1本以上ヒットを打つ」と意気込む。白石君は、右投げ右打ち、１３０㌢、30㌔。同少年団でファイターズジュニアの選抜メンバーに選ばれた姉の小夏さん（富川小６年）の影響で、小学１年から入団。投手、捕手にとどまらず幅広いポジションをこなす。「しっかりボールを打てるように心がけ、1本でも多くヒットを打てるように頑張る」と意気込みを話した。

　全国64チームが争う中学校硬式野球「ＪＡ共催杯第30回日本リトルシニア全国選抜野球大会」（日本リトルシニア中学硬式野球協会主催）（25～31日、大阪府・大阪シティ信用金庫スタジアムほか）には、伊藤颯佑さん（富川中２年）と佐藤來覇さん（同１年）が出場する。苫小牧リトルシニアは、９、10月の秋季全道大会新人戦の結果により道内５チームに選出された。

　伊藤君は、右投げ右打ち、身長１７５・９㌢、体重61㌔。小学２年の秋から体験して思ったより楽しかったことからＪＢＣ日高ブレイヴに入団。ポジションは捕手。打線は３・４番を任される攻守の要だ。「全国大会は初めての経験なので、緊張しないように頑張る」と意欲を見せた。佐藤君は、右投げ右打ち、身長１６５㌢、体重52㌔。小学１年の夏、父親が野球をやっていたので小さい頃から興味を持っていて同チームへ入団。三塁手として定評がある。「先輩に迷惑をかけないように頑張る」と意気込みを話した。

　大鷹町長は「緊張しないでのびのびと楽しんできてほしい。強豪校もいると思うがリラックスして頑張ってほしい」と激励した。