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室蘭民報

誰かに相談とても大切、コミュニケーション力の向上 幌別小6年生が学ぶ【登別】

アイスブレイクで何と答えたかを発表する児童

登別市幌別小学校(柴田政人校長、240人)で7日、スクールカウンセラーによる授業「コミュニケーションの達人になろう」が行われ、6年生39人は自分の意見を言えるようになることや、誰かに相談する大切さを学んでいた。

 スクールカウンセラーの尾野裕子先生が、中学校入学前に行っている授業。尾野先生は幌別中学校のカウンセラーも担当している。

 緊張をほぐす役割を果たす「アイスブレイク」や、コミュニケーションの質向上を目指す心理学「メラビアンの法則」など五つのスキルを紹介。

 アイスブレイクでは尾野先生が出したお題に対して、児童たちが一斉に答えるゲームを行った。「登別で有名なものといえば」の質問には「鬼、温泉」、「北海道グルメといえば」には「ジンギスカン、ラーメン」などと、さまざまな答えに笑顔が広がった。

 メラビアンの法則では目、耳、言葉で得た情報が、人とのコミュニケーションにおいて、どのような影響を及ぼすかをグラフなどで解説。相手にうまく真意が伝わらずに起きたトラブル事例も紹介した。

 そのほか「心と体が疲れたらちゃんとSOSを出して」と伝え、「人に相談する、頼ることはとても大事なスキル。人に話すことで気持ちの整理になったり、心のもやもやを軽くすることができます」と児童たちに訴えた。

 小屋畑恵大君(12)は「自分が落ち込んでいるときはマイナス思考になるけど、見る角度を変えるとプラスの面が見えると聞いて、勉強になった。友達が落ち込んでいるときに手を差し伸べることができたら」と授業を振り返っていた。

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