ハンドリング練習でボ ールに慣れる参加者たち

　浦河町教委主催の冬季スポーツ教室「ミニバスケットボール教室」が24日夕方、浦河小体育館で開講し、小学３年～６年までの児童14人が参加してドリブル、シュートなどの基礎技術を楽しく学んだ。

　教室はこの日を含め、30日と２月１日、７日、９日、13日、15日、21日の全８回で、時間は午後５時から７時まで。柵山和宏さん（浦河消防署勤務）ら２人がメイン講師を務めるミニバスケットボール教室は、秋季に15人が参加して好評。冬季は19人が申し込みしている。

　初日の開講式では、町教委社会教育課の鳥井亀市参事（スポーツ振興室長）が「バスケを楽しんで下さい。スポーツなのでルールがある。指導者の言うことをしっかり聞き、目標に向かって頑張って」とあいさつ。

　このあと参加者たちは全員が自己紹介をしたあと準備運動として体育館を５周走ったあと、スキップやトレーニングラダーを使って足を動かす練習に取り組んだ。

　１人１個ずつボールを持ち、ボールに慣れるためのハンドリング練習では、顔の回りや胴回り、足回りなどを右回りと左回りを交互に10回ずつ行った。自分の手より大きなボールの扱いに慣れていない子はボールを落としたりしていたが柵山さんの指導のもと、徐々に慣れていった。

　ドリブル練習では体育館にバスケットボールの「ドン、ドン」と力強い音が鳴り響き、ドリブルをしてゴール下でのシュート練習ではゴールを決めようと繰り返し練習してゴールが決まると喜んだ。

　最後に男子10人と女子４人に分かれ、ミニゲームを楽しんだ。次回はこの日同様に基本的なことから練習を始める。