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日高報知新聞

今季の利用を開始 平取町振内カーリング場 リーグ戦も開幕【平取】

蘆原会長からカーリングの細かいルールを教わる児童たち

【平取】平取カーリング協会が管理する日高管内唯一のカーリング場「振内カーリング場」が15日、今季の利用を開始した。

 山木正生事務局長(54)によると「今季のリンク造成は11月15日から水まきを始めたが、1月に入ってから0度を超える暖かい日が続いたため、例年より1週間程度オープンが遅れた」といい、整備は、授業で使う昼の部と夜の部に向け1日2回行い、鉄製のスクレーパーで氷を削ったり、粒を作るぺプル缶で水を撒く作業など2月下旬まで連日続けるという。

 20日は町教委主催の「リトルラビットクラブ」(児童の基礎体力向上やコミニュケーションを図る社会体育)が開かれ、振内地区から10人、貫気別地区から8人の計18人の児童が参加した。

 同カーリング協会の蘆原宏昭会長(60)と山木事務局長、トマト農家で会員の高野圭太さん(26)、戸城葵さん(22)の4人が指導にあたる。

 低学年には初歩的なルールの指導、中高学年には内容を高くして技術が向上するよう細かく助言を加え進め、児童たちは意欲的な姿勢を見せていた。

 振内小6年の金澤陽大(ひなた)くんは「去年からカーリングを始めた。協会の人に親が誘われ自分も参加するようになった。実際にやってみると思っていたよりも難しい。ルールを覚えるのに時間はかかるが指導してくれる人がいるので、夜楽しく練習にきている。春から中学生になるがこれからも続けたい」と話した。

 指導にあたった戸城さんは「今回は低学年を指導した。ルールのある競技なので中途半端な覚え方をしないよう声掛けをした。授業も行われるので練習を積み重ねることで上手くなっていく。自分も5年生からカーリングを始めて10年目になる。施設を生かしカーリングの楽しさを広めていきたい」と話した。

 同協会には、農家や小・中学校教諭らで構成する6チームのメンバーがいる。リーグ戦が始まっており、土・日を除いて午後7時~9時まで熱戦を繰り広げている。

 営業は2月下旬まで。町民無料、町外利用者は1時間千円。時間などの問い合わせは、振内青少年会館(☎01457・3・3469)へ。

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