「みんなの牛肉料理甲子園」で会長賞を受賞した日暮さん（右）と幸村さん（左）

【新ひだか】北海道牛肉消費拡大強化対策実行委員会（大野泰裕会長）主催の「みんなの牛肉料理甲子園ｉｎ２０２３」本戦実技審査がこのほど、札幌市内の製菓調理専門学校で行われ、静内高校（池亀貞則校長、生徒５０６人）料理部（29人）の日暮真菜さん（２年）・幸村美咲さん（同）チーム「料理部ⅿ＆ⅿ」の「モーモーバーグディッシュ」が会長賞を受賞した。

　道内外の高校10校から35チーム（２人１組）が参加。１次審査は①北海道のソウルフード性②使用している牛肉部位③レシピ内容④見た目⑤アイディア⑥料理のバランス⑦作りやすさ―などが審査され、４校５チームが本戦の実技審査に出場した。

　結果は、三笠高校の「旨味ギューっとＷ牛ラーメン」が優勝、「胡麻味噌牛ぎゅうぎゅうロール」が準優勝。静内高校の「モーモーバーグディッシュ」が会長賞を受賞した。第３位は清尚学院高校の「牛トマトリゾット」、幌加内高校の「ビミカツ～そばを友に～」が選ばれ、賞金と副賞５千円相当のステーキ詰め合わせなどが贈られた。

　二人は昨年に続く挑戦。日暮さんは「２人で何回も練習を重ね、本番に挑みました。本番では一番きれいでかわいく作れました。審査員の方々にパイ生地に挑戦したこと、そして上手く作れていたことを評価されてうれしかった。たくさんアドバイスをくれた先生たちやペアとして一緒に頑張ってくれた美咲のおかげで素晴らしい結果を出せた。本当に良い経験になりました」と受賞を喜んだ。

　幸村さんは「去年のリベンジを果たすべく、本戦まで週１で練習し、学校の先生方にも試食してもらいたくさんの意見や応援をもらいました。本戦の実技調理は私たち以外の４組がとても強そうに見え、初めは少し怖かった。でも、いざ調理を始めると、緊張や怖さがほとんどなくなり、楽しさの方が強かった。結果（会長賞）は、私的には満足のいくものでした。真菜に感謝しています。楽しませてくれてありがとう」と感謝した。