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網走タイムズ

「誠意」で活動を展開 田宮新理事長が決意表明 網走JCの新年交礼会

「挑戦しやすい地域づくりを目指す」と決意を語る田宮理事長

 【網走】網走青年会議所(網走JC、田宮佑介理事長)の新年交礼会が、網走セントラルホテルで開かれた。代73代理事長に就任した田宮理事長は、2024年度の活動スローガン「誠意」を掲げるとともに、就任の意気込みを語った。

 網走JC会員をはじめ来賓、また日本青年会議所北海道協議会、JCのOBでつくるシニアクラブ会員など、約90人が出席した。

 国歌やJCソングの斉唱、青年会議所が目指す理想を掲げた「JCIミッション」唱和などのセレモニーに続き、田宮理事長があいさつした。

 この中で田宮理事長は、12年の入会以降、JCで得たものを引き継ぐ決意で理事長の職を受けたと明かした上で「メンバーを引き連れて運動を起こせる1年にしたい。夢と希望があふれる豊かな社会の創造を基本理念とし、運動を展開していく」と、就任の決意を語った。

 網走は先人によってつくられた歴史の上にあり、今の私たちは歴史をつくっていく立場にあるとし、「この地に育てていただき、お世話になった人たちに、私たちは恩返しをしていく思いでまちづくりをしていかなければならない」と訴えた。

 そのためには、挑戦は若者の特権であり、挑戦がなければ成功はないとする一方「挑戦しにくい環境もあるのではないか」と指摘。「挑戦しやすい地域をつくっていこう」とも述べた。

 さらに、「挑戦者に夢を持てといっても、行動には移らない。挑戦しようと思う人が自分には何ができるかと考えた時、視線が上がり視野が広がる。私たちは、その第一歩を踏み出すきっかけづくりの運動を行っていく」とした。

 そのためには、JCの人間力開発が最も重要として「優れた感性、思いやりやおもてなしなど、当たり前のことを日本人として、青年経済人として当たり前にできるよう、行動を変えていく」と宣言した。

 25年にはJC北海道地区大会の網走主管が決まっていることにも言及。網走は、札幌以外で初めて主管をした地区であり、これまで6度の大会を成功させて来た歴史を踏まえ「先輩がつないできてくれた歴史と伝統を、未来へつないでいかなければならない」と、決意を新たにした。

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