カフェ+美容室 新業態 「複合店」で再出発 こばとハイヤー【帯広】
こばとハイヤー(芽室町、小林義幸社長)は、帯広市西3南9で昨年3月まで自社で営業していたカフェを改修し、カフェと美容室を組み合わせた複合店「コバトヤ」として12月8日にリニューアルオープンさせる。コロナ禍で閉店を余儀なくされたが、新たな業態で再出発する。同社によると、カフェと美容室の併設店は十勝では珍しい。今年度の帯広市の補助事業「元気な中心市街地づくり促進事業」に採択された。

業態を変えて12月にリニューアルオープンするコバトヤ
同社はミライズグループ(帯広市、同)の中核企業で、タクシーや飲食など複数事業を展開。2018年に札幌の飲食事業会社とフランチャイズ契約し、同所でカフェをオープンさせたが、コロナ禍で客足が減り、閉店していた。
市内の美容院に勤務していた美容師の渡具知亜由美さんから、飲食店と美容を複合した店舗の提案を受け事業を計画。
小林社長は「固定客を抱える美容師とタッグを組むことで、中心市街地への誘客や飲食店経営の安定、他店との差別化を図る」とする。
店舗の面積は約130平方メートルで、美容室が4席、飲食店17席。昼間はカフェとして営業し、同グループで運営する「もくもく堂」(帯広)のドーナツも販売。夜は、フランス料理を単品注文するカジュアルレストランとし、東京からフレンチシェフを招き、十勝産を中心に季節の野菜を使ったメニューを提供する。
美容室「Sika Hair」はヘアケアに力を入れ、ヘッドスパやセルフでヘアセットできるサービスを用意する。
総事業費は約1070万円で、改装費などの一部は市の補助金(最大500万円)を活用する。現在改装工事を行っている。
市元気な中心市街地づくり促進事業は20年度にスタートし、これまで3事業を実施。今年度は4件の応募があり、1日に補助金交付が決定した。
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