新調した衣装で「さんさ時雨」を披露する東小児童たち

詩吟や歌謡多彩に

　ふれあう心、育てる伊達の文化～第３８回ふるさと伊達芸能まつり（同実行委員会主催）が１９日、松ヶ枝町のだて歴史の杜カルチャーセンターで開かれ、市文化協会ステージ部門の各団体が研さんの成果を発表した。

　総合文化祭の締めくくりとなる芸能まつりは、昨年、新型コロナ感染予防対策で規模を縮小して開催されたが、今年は制限がない４年ぶりの本格開催となった。

　開会では奥村美紀子実行委員長が「出演者の１年間の努力の成果に声援を」とあいさつ。来賓の堀井敬太市長、森田克博市文化協会長が祝辞を述べた。

　ステージには詩吟、謡曲、伝統のすずめ踊り、社交ダンス、フラダンスなど、幅広いジャンルで芸能、伝統文化の伝承に取り組む１２団体から延べ約１２０人が出演。東小学校児童１０人でつくる「伊達市さんさ時雨保存会児童の部」が幕開けを飾り、新調した衣装をお披露目した。