リンゴあめを手にＰＲする和田代表

　【七飯】たい焼き店「中村屋ななえ店」（本町４、和田博美代表）は今月１４日から、七飯産リンゴを使ったりんごあめを販売した。リンゴが手に入る来年３月ごろまでの期間限定商品で、和田代表は「一度食べてみて」とＰＲする。

　国内の西洋リンゴ発祥の地とされる七飯で、「なぜリンゴあめは売っていないの」という客の声をきっかけに町内のリンゴ農家からリンゴを仕入れ、商品化した。「お祭りの屋台ではおなじみだが、この地域で売っている店はなく、それならばと思いやってみた」と和田代表。昨年秋から独自で製法を調べ、試作を重ねた。砂糖を加熱したあめの製法を確立させるまでに試行錯誤し、販売にこぎつけた。

　１４、１５日に開かれた道の駅「なないろ・ななえ」の合同収穫祭で初めて販売し、好評だったという。和田代表は「たい焼きとともに売れ筋商品になれば」と期待する。

　大きさによって１個２５０～４００円で販売。姫リンゴあめは３００円。問い合わせは同店（０１３８・８６・７３７４）へ。