連合会長表彰を受けた各クラブの役員ら

　浦河町老人クラブ連合会（熊野重雄会長）主催の第50回町老人福祉大会が24日、町総合文化会館で開かれ、各クラブの芸達者たちが自慢ののどや息の合った舞踊を披露し交流を深めた。

　コロナ禍の影響で４年ぶりの開催。健康増進、奉仕活動の実践、地域の事故絶滅、互助活動の推進―を大会スローガンに、町内８クラブの会員と来賓、ボランティアら約１２０人が参加した。

　開会に先立ち、各所属クラブの役員として５年以上運営・指導に尽くした10人に会長表彰が贈られた。

　開会あいさつで熊野連合会長は「朝夕寒くなり、あちこちで雪の季節の話が来ている。今年は新型コロナの規制なしに開催できるが、まだまだ気を付けてほしい。この後の芸能発表では、今日のために練習してきた成果を発表し、大きな声援と拍手をお願いします」とあいさつ。

トップバッターでカラオケ「南部蝉しぐれ」を披露する浦河寿会の宮内清秀さん

　21組が出場の芸能発表は、宮内清秀さん（浦河寿会）のカラオケ「南部蝉しぐれ」で開幕。続いて、山本明義さん（堺町福寿会）の「札幌哀愁」、関口トミさん（ふれあいクラブ明生会）の「岸壁の母」らがカラオケで十八番を熱唱。堺町福寿会の髙松喜美代さんら10人の踊り「長生音頭」、浦河寿会の釜石澄子さんら16人の歌謡舞踊「まつり」なども会場を盛り上げ、最後は松本アヤ子さん（西舎ピシカリ会）のカラオケ「アイヤ子守唄」で締めくくった。

　会長表彰の受賞者は次の通り。

　▽浦河寿会　梶田貞子、小松浩、宮内清秀、原田克、大野政二、大谷みち子、澤田稔、釜石澄子▽堺町福寿会　金田篤也▽東町親和会　中川廣司