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室蘭民報

道内初の連携協定、マッチングアプリ大手と室蘭市 11月、未経験者セミナー【室蘭】

11月に開くオンラインセミナーのポスター

 室蘭市は、業界最大手のマッチングアプリ「ペアーズ」を運営するエウレカ(本社東京、山本竜馬代表取締役CEO)と連携協定を締結した。独身男女に新たな出会いの場を創出するため。同社との協定締結は道内の自治体で初めて。11月にはペアーズを安心、安全に利用できるオンラインセミナーを開催する。

 同協定の締結で、マッチングアプリのネガティブなイメージを払拭。出会いの機会を増やし、定住につなげる狙い。同社と自治体の協定締結は、室蘭市が全国で5例目。

 市は「出会いの場サポート事業」を2020年度から実施。対面やオンラインでの独身男女の出会い、交流の場を提供するマッチングイベントを開催する団体などを支援してきた。

 イベントの開催回数は、オンラインで20年度に1回、21年度に2回、22年度に1回のほか、対面で2回実施。交際、結婚に至るカップルも誕生した。

 一方で、市内は製造業や医療・福祉関連で3交代で働く若者が多く、特定の日程で開催されるイベントへの参加が難しいなど課題があった。

 マッチングアプリのメリットは、利用者の都合のいい時間に出会いを見つけることができること。

 市は、ペアーズの認知拡大や浸透を図り、従来行っていたマッチングイベントの支援も継続する。担当する企画課は「自分に合った出会いを選択してほしい」と話す。

 市内では急激な人口減少、少子化が進み、さらに20代、30代の未婚率も高まっている。協定締結に当たり青山剛市長は「リアルな出会いに加えて、マッチングアプリの活用を支援することで、さまざまな出会いや交流機会を創出し、理想のパートナーが見つかるきっかけになれば」と期待する。

 ペアーズは会員登録し、生年月日などの基本情報を入力すると相手を探すことができる。良いと思う相手には、好意を伝える「いいね」を送ることができ、互いに「いいね」を送り合ったらマッチングが成立。メッセージの送信など、やりとりを始めることができる。料金は男性が月額3700円からで、女性は基本無料。

 また、マッチングアプリ未経験者、抵抗のある人向けのオンラインセミナー「ペアーズ恋愛ゼミ~ペアーズを安心・安全に使って理想の相手を見つけるコツ」を11月22日、午後7時から開催。安心・安全な利用方法をペアーズコンシェルジュが伝える。

 セミナーの対象は市民、室蘭へ引っ越しを検討している人。参加特典は有料プランの1カ月無料クーポン。当日、市役所本庁舎でパブリックビューイングも行われる。申し込みはQRコードからするとよい。

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