最優秀賞の川村さん（中）と優秀賞の杉本さん（右）、奨励賞の工藤さん（左）

【新冠】第39回日高管内中学校英語暗唱大会が18日、町レ・コード館シアターで開かれ、最優秀賞に川村南実さん（浦河第一中２年）、優秀賞に杉本渚未さん（静内中３年）が選ばれた。２人は11月19日に札幌市で開催される全道大会に日高管内代表として出場する。

　大会は管内英語教育研究会（会長・佐藤恵美浦河第二中学校長）が主催。英語学習の基盤である暗唱を通して、管内中学生の英語力向上を目的に開催している。

　今大会には管内７町10校から２、３年生13人が出場。学校で使用している英語教科書の中から発表文を選択し、発音、話し方を中心に態度などで総合点を競い、練習を重ねてきた英語暗唱を披露。

　審査委員長は浦河高校の鳴海貴也教諭が務め、静内高校の葛西高成教諭と同校ＡＬＴのジャズミン・ロイさんが審査した。

　最優秀賞の川村さんは、ごんキツネが兵十という村人にウナギを盗んでいたずらした罪滅ぼしに、毎日栗を届けた話「Ｇｏｎ，ｔｈｅ　Ｌｉｔｔｌｅ　Ｆｏｘ」を暗唱し、優秀賞の杉本さんは、戦争中に殺処分された上野動物園の３頭の象たちの悲劇「Ｆａｉｔｈｆｕｌ　Ｅｌｅｐｈａｎｔｓ」を堂々と発表し高い評価を得た。

　このほか、奨励賞には工藤真緒さん（富川中３年）が選ばれた。