第４９回室蘭市民親善朝野球大会のベスト４が出そろった。決勝トーナメントでは各チーム完封や最少失点で勝ち上がっており、準決勝以降も１点を争う投手戦が想定される。準決勝２試合（３０日、１０月７日）は室蘭市中島公園野球場で開催。決勝（１０月１５日）は日本製鉄室蘭球場で実施する。

　前回準決勝で敗れた西野製作所野球部は、決勝トーナメント１回戦を２－０で突破。要所での連打や隙を突く走塁で接戦を制しており、そつのない攻撃が勝利の鍵となりそう。

投手陣の頑張りで決勝Ｔ１回戦を勝ち上がった西野製作所野球部

　同じく１回戦を４－１の逆転で勝ち上がった中央通りクラブは、強固な投手陣を軸に試合を組み立ててきた。１回戦では二回以降無得点に終わっており、要所での一打に期待。

要所での一打が期待される中央通りクラブ

　昨年優勝の日本製鉄室蘭コークスも投打がかみ合い連覇を狙う。スタメンには前回大会に出場しているメンバーも多く残り、経験豊富なアドバンテージを生かしたい。

安定した投手陣で連覇を目指す日本製鉄室蘭コークス

　２０１９年覇者のエムズベースボールクラブは準決勝での無失策をはじめ守備の良さが際立つ。得点圏での打線のつながりもあり、攻守の安定感で勝利をもぎ取りたい。

得点圏で打線がつながるエムズベースボールクラブ

　準決勝の組み合わせは西野製作所野球部－中央通りクラブ（３０日）、日本製鉄室蘭コークス－エムズベースボールクラブ（１０月７日）。