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函館新聞

夏が暑すぎた? 江差のアロニア収穫祭中止に【江差】

1株に数粒のみ残っている江差特産品推進会のアロニア畑(19日)

 【江差】江差特産品推進会(大門和幸会長)は、今年度の「アロニア収穫祭」を中止することを決めた。同会が町泊町の畑で栽培しているアロニアの木の全てで、収穫期前にほとんどの実が落下したため。今夏の猛暑に加え、強風が影響した可能性がある。

 アロニアは北米大陸東部原産でバラ科の落葉低木。「江差に新しい特産品を作りたい」との思いで、同会が2015年4月に栽培を始め、現在では大小さまざま120株以上を栽培。

 収穫した実はキャンディーやサブレ、せっけんの原材料として使用。加工品は町のアンテナショップ「ぷらっと江差」などで販売するほか、今年度は町中歌町の旧町営レストラン施設を利活用した軽食と土産販売店「Horizoん(ホライズン)」で販売しているソフトクリームのソースにも採用された。

 収穫祭は、同会のフェイスブックアカウントで栽培場所のヒントを出し、畑までたどり着けた人に1回1袋500円の詰め放題を体験してもらう試み。例年9月中旬ごろから行っており、昨年までに5回開催していた。

 大門会長によると、7月ごろまでは順調に生育していたが、江差で気温30度以上になった8月9~12日の期間に実にしわが入り始め、風速13メートル以上を記録した同17日に多くの実が落下したという。今月19日現在、ほとんどの株で実は残っておらず、多く残っている株で5粒程度。

 大門会長は「収穫祭の問い合わせが来ていたが、開催できず残念。専門家と相談し、栽培の改善方法を検討したい」と話している。土産品製造とソフトクリームソースへの提供は在庫が続く限り続けるという。

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