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網走タイムズ

2千人が網走を駆け抜ける 好天に恵まれた網走マラソン

市民の声援を受けながら、ゴールの網走湖畔園地を目指すランナー

 【網走】秋の能取岬など網走の景勝地を巡るオホーツク網走マラソンが、網走刑務所―大曲湖畔園地間の42・195㌔で行われ、全国から集まったランナーが網走のまちを駆け抜けた。

 エントリーしたのは、市内はじめ道内外、さらには海外など、合わせて2520人。うち同園地内を走る5㌔が264人、同3㌔が76人で、残る2180人はフルマラソンのエントリー。当日、不参加だった人を除いたフルマラソンの出走者は1957人で、出走立は89・77%。

 大会当日、市内の気温は18度前後、風も3㍍前後で、雲一つない青空が広がる絶好のマラソン日和に恵まれた。

 フルマラソンのスタート地点、網走刑務所正門前に集まったランナーは午前8時45分、号砲とともに一斉に走り出し、鏡橋をわたって国道39号から市街地を目指した。

 記録を目指してタイムを気にしながら走る人もいれば、思い思いのコスプレや被り物、着ぐるみを身につけて走るランナーもいたりと、さまざま。

 コース序盤の市街地では、沿道に並んだ市民が手旗を振って応援。「頑張ってー」と励まされたランナーも手を振って応えたり、市民とハイタッチをしたりしながら、マラソンファンの間では評判となっているコース最大の難所、二ツ岩の登り坂に向けてひた走った。

 二ツ岩から能取岬を経てレイクサイドパークのとろまでは、森に草原、海に湖―と、網走ならではの絶景ポイントが続き、ランナーは走るのを止め、能取岬灯台をバックにスマホで自撮りしたり、眼下に広がるオホーツクの海岸線を写真に収めるなどしていた。

 コース中に設けられた給水や給食のエイドステーションも、同マラソンが人気を集める理由のひとつとなっており、今回も果物、シジミ汁や長天など、さまざまな食べ物や飲み物が提供された。

 出走者のうち、1845人が制限時間内に、37人が制限時間外ながらフィニッシュした。完走率は96・17%。

 完走者には網走刑務所の焼き印が押されたオリジナルの完走メダル、参加者全員にオリジナルのランニングソックスなどのグッズが贈られたほか、前日に開かれた開会式の抽選では、ホノルルマラソン招待がプレゼントされた。

 オホーツク網走マラソンは、コロナ禍でのWEB開催を含め、今回が11回目。日本最大のランナー専門ウェブサイト「RUNNET」では、過去3度にわたり全国ランニング大会100撰に選ばれているほか、昨年は大会ランキングフルマラソンの部で1位になっている。

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