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函館新聞

がごめビーツドレッシング商品化 医食同源 甘みと酸味のバランス絶妙【函館】

がごめビーツドレッシングをPRする(左から)中山さん、齊藤さん、大渡さん

 函館産ガゴメコンブを使った商品を販売する「医食同源」(函館市万代町、中山一郎社長)は、七飯産オーガニックビーツをたっぷり使った「がごめビーツドレッシング」を商品化した。豊富な栄養素を持つビーツを一般家庭に広めようと、和・洋・中華どんな料理にも合う汎用性の高い調味料に仕上げた。ガゴメコンブとの相性も良く、函館・道南から全国にビーツの魅力を発信する考え。

 ビーツは「食べる輸血」と言われるスーパーフード。農業に取り組む「エヌケーツーファーム」(函館市松川町、大渡千賀子代表)が七飯の圃場(ほじょう)10アールで露地栽培し、収穫したビーツを通年で販売している。医食同源は「がごめゆず糀(こうじ)ドレッシング」などガゴメの良さを引き出した商品づくりの実績があった。野菜ソムリエプロの資格を持つ函館の齊藤縁さんが仲介役となって両者を結び付け、構想から半年掛け製品が完成した。

 ビーツのほか、道産のコメ油やタマネギを使い、棒状にカットしたガゴメを入れ、ガゴメのだしが出るようにした。味のバランスにこだわり、ビーツの赤紫の鮮やかな色も維持。監修した齊藤さんは「甘みと酸味のバランスが絶妙で、サラダはもちろん、豚しゃぶやローストポークなどの肉料理、魚料理、乳製品、果物ともよく合う」と太鼓判を押す。

 大渡さんは「ビーツは栄養の塊だが、食べ方が分からないという人も多い。健康のため日常的に食べてほしい」とPR。中山社長は「ビーツとガゴメは食物繊維を多く含んでおり、健康長寿社会の実現に貢献したい」と意気込む。

 がごめビーツドレッシングは、日本野菜ソムリエ協会(東京)主催の調味料日本一を決める「第14回調味料選手権2023」にエントリー。全エントリー数211品の中、一次審査通過商品全50品に入り、10月25~29日に阪神梅田本店食祭テラス(大阪)で行われる最終審査会に臨む。結果発表は29日で、齊藤さんは「トップを狙う」と気合を入れる。

 1本200ミリリットル入り842円。エヌケーツーの松川、末広両店、ハコビバ内の鶴井亀作商店、函館国際ホテル売店、ハマナスクラブ新函館北斗駅前店などで販売する。問い合わせは、医食同源(0138・40・3938)へ。

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