堂々と室蘭の魅力などを英語で発表する生徒

室蘭の魅力／小樽・盛岡との比較

　室蘭市星蘭中学校（松岡賢晃校長、１３０人）は２１日、学校祭で初めて英語のプレゼンテーションを行った。生徒たちは室蘭の魅力、宿泊研修や修学旅行で訪れた他市との比較を自分たちで考え、ステージ上で発表した。

　市子ども未来指針の「ふるさと室蘭を英語で語れる中学生の育成」に基づき、実施した。

　１年生は道の駅カナスチールみたら室蘭、室蘭民報みんなの水族館、日本一の坂のなどの歴史や魅力を紹介。２年生は宿泊研究で訪れた小樽市との違い、３年生は修学旅行で訪れた岩手県盛岡市との比較を語った。

　生徒たちはこれまで英語科で学習した単語、文法を使って文章を作り、正しい発音やアクセントに気を付けながら自分の意見を発表した。

　１年の岩城幸奈さんは「緊張したが練習通り発表できた。英語は得意な方なので楽しかった」と笑顔。２年の島崎陸斗さんは「英語は苦手で、最初は単語の発音も分からなかったけれど、今回の発表で少し自信が付いた」と話していた。