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日高報知新聞

歴史の節目を祝う 富川小 開校150周年記念式典【日高】

児童発表で6年生がYUME日和を合唱

【日高】町立富川小(加渡三之校長・児童241人)の「開校150周年記念式典」が15日、同校体育館で行われ4~6年生児童150人と、保護者や来賓ら約200人が出席し、歴史の節目を祝った。

 同校は明治6年に仙台藩の旧官舎を修理し、佐瑠太教育所として発足。同12年に佐瑠太小学校に改称。大正10年に佐瑠太尋常高等小学校、昭和12年富川尋常高等小学校と改称、同22年国民学校が廃止され、門別町立富川小学校と改称。同48年に開校100周年祝賀会を挙行。平成18年の町合併に伴い日高町立富川小学校となった。

 磯田勇実行委員長は「歴代の校長、PTA、地域の皆さんのご尽力で、主体の子どもたちが活動し頑張ってきた。富小のこれからのさらなる活躍を期待し、全力でサポートしていく。在校生の皆さんも誇りを持ち次の学校へ歩んでほしい」とあいさつ。

 来賓の行徳義朗日高教育局長は「明治6年創設以来、数多くの変遷を経て地域と共に歩み地域に信頼される学校として発展。心身ともに調和の取れた子どものために努めてきた。学校の総合力を高める研究発表会などを通じ積極的に発信している。縦割り班を作り、互いを高める活動も行っている。伝統ある富小で学び、仲間と共に元気で頑張ってほしい」、大鷹千秋町長は「150年の間に約1万人に近い卒業生が生まれた。支えた多くの先生、それを支える地域の皆さんの協力の賜物。明治5年にこの町ができ翌年学校ができた。ぜひとも元気に遊び、学び、楽しい小学校生活を送ってほしい。新たなスタートを切る気持ちで、より良い環境づくりに尽力していきたい」とあいさつ。

 5年生が「この地球のどこかで」6年生が「YUME日和」を合唱し、アンサンブルグループ奏楽(そら)がビバルディ作曲 ヴァイオリン協奏曲『四季』より『春』第1楽章を演奏した。

 記念品として、テント4張、児童全員に校章がデザインされた定規、ヨーグルッペ500本寄贈(北海道日高乳業株式会社)。NPO法人奏楽(そら)プロジェクトより、校歌の歌無し音源とこの日歌った音源をCD―Rに収録して記念誌と一緒に配布する。

 午後からは、総合町民センターで戦場カメラマンでジャーナリストの渡部陽一さんと元スピードスケート女子日本代表で金メダリストの高木菜那さんの記念講演が行われた。ともに、「自分がやりたいと思うことをやってみよう。それを膨らませて自分の道を切り開く。世界を知ることが大切。失敗は自分の道しるべとし、夢は叶うと思うと挑戦することができる」と伝えた。

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