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函館新聞

はまなす財団支援事業、道南地域おこし協力隊ネットが選出【八雲】

5月に立ち上がった道南地域おこし協力隊ネットワークのメンバー(木古内町で)

 公益財団法人はまなす財団(札幌)は、今年度の「地域づくり活動発掘・支援事業」の採択団体を決めた。道南からは唯一、道南地域おこし協力隊ネットワーク(八雲町)が選ばれた。

 2014年度に始まり、今年度で10年目。一般社団法人HAL財団とはまなす財団が連携し創設した地域農業連携枠は3年目。今年度は5月15日~6月20日の公募期間に、地域連携農業枠2件、通常枠17件の応募があり、審査委員会の選考の結果、6団体の事業・活動を採択した。

 道南地域おこし協力隊ネットワークは、地域おこし協力隊として活動を続ける中で、現在担当している業務だけではすぐには起業につながらず、この先定住できるのだろうかという不安を抱いていた代表が、道南の地域おこし協力隊の多くが同じ不安を抱いていることを知り、同じ目線、悩みを持つ仲間のネットワークを構築することで、一人でも多くの定住につながると考えネットワークを組織。メンバーは八雲町のほか、厚沢部町、木古内町、乙部町、森町など渡島、桧山管内の協力隊が中心。

 今後は交流会などを通じた協力隊同士のコミュニティーづくりや、協力隊同士のスキルアップ研修、先進地視察などを実施する予定で、協力隊ネットワークの持続化や自立化に向けた方策として、道南の自治体からの協力隊採用に関する業務委託や、イベントの企画・運営による収益化も検討する。他地域の協力隊ネットワーク構築の失敗事例を学習材料として、組織の持続化のための活動原資の確保、メンバーのマインド維持に注力し、メンバーの意識付けと熱量を高めることを重視している。

 このほか、地域農業連携枠は、やさいバス北海道協議会(札幌)、ゆめせんか玉葱(●たまねぎ)普及協議会(同)に決まった。通常枠には、一般社団法人SHIRAОI PRОJECTS(胆振管内白老町)、一般社団法人岩見沢市観光協会(岩見沢市)、美幌観光物産協会(オホーツク管内美幌町)も採択された。

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