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函館新聞

函館バス1区間40円値上げへ 12月から、市街地路線で【函館】

函館市地域公共交通協議会で道運輸局への上限運賃改定の申請を報告する森社長

 函館バス(森健二社長)は28日、特殊区間制運賃対象の函館市の市街地エリアの乗り合いバスの上限運賃改定を道運輸局に申請したと発表した。1区間40円の値上げで、認可後、運賃改定は12月1日を予定している。

 特殊区間制運賃は同社と旧市営バスが運行していた主に産業道路(道道函館上磯線)の内側に当たる市街地エリアで設定。現行運賃は1994年の改定以降、消費税増税以外の理由で値上げはなく、約30年同じ水準で維持してきた。

 現行運賃は1区が210円、6区310円の6段階。各40円の値上げとなり、改訂後は250~350円となる。定期も値上げとなり、通勤定期1区間(1カ月)の場合、現行の8810円は1万570円となる。

 森健二社長は28日に市企業局庁舎で開かれた市地域公共交通協議会で発言し「現行運賃で輸送サービス維持を図ってきた。新型コロナウイルスの流行、原油価格、物価高騰などで大変厳しい状況。適正な運賃への見直しを図ることで経営基盤強化を図り、今後も安心、安全なサービス提供に努めてまいりたい」と述べた。

 今後、同エリア内で均一運賃で運行する周遊バスの料金改定は同協議会で協議する。道運輸局の認可は10月末となる見通し。函館の市街地路線以外の運賃改定について同社は「収支改善の状況をみながら検討していきたい」とする。

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