「元気でガンバル」再会誓う リレー・フォー・ライフ・ジャパン【室蘭】
がん征圧・患者支援チャリティー活動「リレー・フォー・ライフ・ジャパン(RFL)2023室蘭」(実行委、日本対がん協会主催)は最終日の27日、室蘭市祝津町の道の駅「カナスチールみたら室蘭」隣接広場で行われ、4年ぶりの夜通し開催となった「リレー・ウオーク」を終えた。参加者らはがんに負けない社会に改めて願いを込め、来年の再会を誓い合った。
リレー・ウオークは26日午後3時15分にスタート。市内外のがん患者や家族、医療関係者ら22チーム約400人が「今日も元気でガンバル」「がんに負けない」などのメッセージを書いた横断幕をたすき代わりに用いて、交代で夜通し歩き続けた。
参加者は27日午前9時45分のラストウオークを迎えると、大きな拍手に包まれながら涙ぐんだり抱き合ったりするなど、それぞれが充実感と達成感に浸っていた。
閉会式では実行委の稲川昭顧問が「がんは人類にとって大きな課題の一つ。RFLは大きな役割を担っている。明るい笑顔に会えることを楽しみに次回の開催を企画していきたい」とあいさつした。参加者は最後にハトの形をした風船を飛ばし、たすきをつないだ喜びを胸に来年の再会を誓い合っていた。
実行委によると、善意は約150万円寄せられており、運営経費を差し引いた金額を同協会に寄付するという。
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