北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

日高報知新聞

馬産地を巡るご当地タクシー 日交 ハイヤー サラブレッドタクシー運行開始【浦河】

今シーズンの運行を開始したサラブレッドタクシーをPR

 浦河町大通2の日交ハイヤーの観光部門の日交旅行サービスで、今年も、馬の専門知識を持つ運転手の案内で馬産地を巡るご当地タクシー「ひだかサラブレブレッドタクシー」の運行が始まった。

 「ひだかサラブレブレッドタクシー」は、浦河観光協会(木田尚孝会長)が観光庁の実証事業を通じ、日交ハイヤー日交旅行サービスと連携し開発したプログラム。馬産地浦河町内に点在する生産牧場や調教施設、種牡馬繋養牧場、養老牧場など馬関連施設をガイド兼ドライバーと一緒に巡る“馬産地観光の決定版”として、昨シーズンは68人が利用した。

 道内のご当地タクシーは、「ひだかサラブレッドタクシー」と「愛しの塩ラーメンタクシー」(函館市)がある。いずれも、日本ご当地タクシー協会(大阪、16社)に加盟し、地域に精通するドライバーならではの地元情報や人脈で楽しませ旅人と地域の関係構築に貢献している。

 日交ハイヤーの木田佳孝常務(37)は「浦河にお客様が来て楽しんでいただく中で、ルールやマナーをしっかり伝える役割も果たし、牧場見学における懸念を解消し安全な馬産地観光を確立したい。宿泊や飲食などを含め地域の活性化につながってほしい」と話している。ふるさと納税の返礼品として航空券とセットになったメニューも用意する。

 「ひだかサラブレッドタクシー」の今シーズンの運行は来年1月末まで。日高山脈の中をサラブレッドが駆け巡る姿をあしらったあんどんを掲げた車両に乗り、調教施設、種牡馬繋養牧場、養老牧場、生産牧場、功労馬施設、乗馬公園、馬事資料館、シンザン馬像、馬運車などを巡る。出産・種付けが本格化する2月以降数カ月間は運行しない。

 プランは、午前9時スタートで3時間コースと昼食を含む5時間コースがあり、利用者の希望を踏まえて、同社が牧場などと調整しルートを設定する。料金は一人7800円~同3万7500円。人数、コースによって異なる。

 希望乗車日の5日前までに予約が必要。予約は日交旅行サービス(☎0146・22・3153)へ。

関連記事

日高報知新聞

世界水フォーラムに参加 富川高生 大鷹町長へ意気込み語る【日高】

【日高】5月18日~25日にインドネシアのバリで3年に一度の世界最大級の水問題に焦点を当てた国際会議「第10回世界水フォーラム」が開催されるにあたり、同会議に参加する富川高校(尾崎慎一校長)の代表・...

日高報知新聞

カウンター業務など 浦河町立図書館 こども1日司書体験【浦河】

 浦河町立図書館のこどもの読書週間事業(4月23日~5月12日)「こども一日司書」が5日、同図書館で行われ、町内の小学4~5年生4人がカウンター業務や本の整理など司書の仕事を体験した。  一日司...

釧路新聞

アイホトップチーム再構築へ オール釧路で設立準備会【釧路市】

 釧路でアイスホッケートップチームを再構築しようと、地元経済人らが動き出した。新チーム設立準備会を早急に立ち上げ、釧路市や釧路商工会議所、釧路アイスホッケー連盟などと連携して、氷都・釧路からの...

釧路新聞

「ココア」おめでとう 釧路市動物園で誕生会【釧路市】

 釧路市動物園で仮死状態で生まれ、後ろ脚などに障害を持ちながらも元気に生きているアムールトラ、ココア(雌)の16歳の誕生会が19日、同園で行われた。全国からお祝いの花などプレゼントが届き、...

十勝毎日新聞

帯広の森50年 後世へ シンボルツリーを植樹【帯広】

 「帯広の森」の造成開始から50周年を迎え、記念植樹と森づくりの集いが19日、市内の帯広の森で行われた。市民ら約100人が見守る中、米沢則寿市長や歴代市長らは新たなシンボルツリーとなるハルニレの...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス