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網走タイムズ

競技の結果に一喜一憂 会場に響く歓声とため息 寿大学レクで学生が交流

気まぐれな転がりに一喜一憂した「じゃがいもころがし」

 【網走】寿大学のレクリエーション大会が、市エコーセンターで開かれた。毎年の恒例行事だったが、昨年まではコロナ禍で中止しており、今回は3年ぶりの開催。学生たちは寿大学ならではの競技に一喜一憂しながら、交流を深めた。

 学生たちは、8班に分かれての対抗戦。「でた目で勝負!」「ふたりの息はぴったんこ」など、オリジナリティーあふれる5つの競技に挑んだ。

 「じゃがいもころがし」は、床に敷いた的に向け、数㍍離れた位置からジャガイモを転がし、入った枠で得点を競うもの。

 まん丸の球でも枠に入れるのは難しく、形が不規則なジャガイモならなおさら。勢いよく転がしてもあさっての方向に行ったり、枠に向かっていったのに直前でコロンと横に転がったりと、みなジャガイモの気まぐれに四苦八苦していた。

 中にはジャガイモの形状を読んだのか、見事に的の中心にジャガイモを入れ、最高点の100点を獲得する人も。会場のあちこちで歓声やため息が漏れていた。

 「空き缶積みゲーム」は、1分間で空き缶をどれだけ積めるかを競ったが、こちらは逆に集中力が必要なことから会場は静寂が支配。

 時折「ガラガラ、ガッシャーン」と空き缶が崩れる音が響くと、ほかの班が小さく「よし、チャンス!」とつぶやきが聞こえたり、あえて無理をせず、確実な高さで抑えてほかの班のミスを待つ戦略的な班と、さまざまだった。

 同大は1965年、網走学園の理事長だった千葉七郎氏が全国に先駆けて創設したもの。65歳以上の市民が変化の激しい社会に適応するのに必要な知識と生活技術を身につけるとともに、健康を維持しながら積極的に学ぶ場として定着している。

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