高所作業車に乗って楽しむ参加者たち

【日高】町商工会青年部（田中慧悟部長）主催の「第５回ＨＩＤＡＫＡはたらく自動車大集合！みて、のって、たいけんしよう！」が19日、富川北１の沙流川河川敷富川せせらぎ公園で開かれ、大勢の親子が訪れた。

　イベントは、事業用自動車の展示説明や乗車体験することで、子どもたちに車の役割や仕事について知ってもらうとともに、地域住民への交通安全維持活動の周知を目的に実施。町内の多くの企業が協賛し、町民と企業の交流の場にもなっている。

　室蘭開発建設部、磯田組、磯田建設、門別署、日高西部消防組合富川消防署、富川自動車学校、北海道電力ネットワーク、陸上自衛隊第７特科連隊第３特科大隊など協賛。

　会場には除雪車や12㌧セルフトラック、交通取締り用パトカー、消防ポンプ自動車、救急車、タイヤショベルの大特教習車、ごみ収集車、移動式クレーン、高圧移動発電車、コンクリートミキサー車、大型トラック、工具販売バス、高所作業車、介護車両などさまざまな現場で活動する26種類の車両がずらりと勢ぞろいした。

　子どもたちは、お目当ての車でハンドルを握ってクラクションを鳴らすなどして大はしゃぎ。まるで遊園地のような会場で、微笑ましい親子の会話が弾んだ。

　体験した家族は「高所作業車に乗った。高い所は苦手だけど、頑張って乗った。広いスペースで高い所で仕事をするときも安全に出来ることがわかった。とても楽しかった」と話した。

　また、会場では交通安全協会と連携し、飲酒運転撲滅運動、交通遺児募金活動を実施。集まった募金は北海道交通遺児の会へ寄付した。