「蛍太鼓」の乱れ打ちで祭りを盛り上げた

【日高】「富川せせらぎ公園花火祭り」が19日、沙流川河川敷のせせらぎ公園（富川北１）で開かれ、町民３千人が来場してイベントを楽しんだ。

　「祭りの楽しさをみんなに与えたい」という思いから実行委（中口聖太委員長）が昨年から新しく立ち上げたイベントで、今年で２年目。富川高校ボランティア部の６人も協力した。

　焼きそばやフライドポテト、手羽先揚げ、焼き鳥、フランクフルト、わたあめ、タコロッケ、かき氷、ビール、タコ串、鹿肉のローストなどのキッチンカー４台が出店し、射的、当てくじなどの縁日のほか、電動ゴーカートなども用意し、出店には行列ができた。

　野外ステージでは、カラオケのど自慢や、豪華賞品がもらえるコーラ早飲み大会、富川出身のシンガーソングライター、こばしひなさんによるスペシャルＬＩＶＥが行われたほか、ものまねタレントの何ン田研二さんが「ものまね芸人ＳＨＯＷ！」で会場を沸かせた。

　最後に和太鼓集団「蛍太鼓」が「山びこ」「花火」「大地」「蹄」を披露し、迫力満点の乱れ打ちで祭りを盛り上げた。子どもを中心とした「和太鼓盆踊り」、２千本用意された「手持ち花火」では、友達や家族と会話しながら楽しんだ。

　富川小５年の植山みつきさんは「５時頃から出店で射的やくじなどを友達とやって、２学期も始まったが楽しい１日になった。夏の思い出を作れた」と笑顔で話した。