チェックポイントを確認しながらウオーキングを楽しむ小松町長（中央）ら参加者

　【釧路町】イオン北海道は２０日、イオン釧路店（桂木１）に新たに開設したウオーキングコースを楽しむイベントを開き、小松茂釧路町長と同町職員の元女子アイスホッケー日本代表でオリンピアンの水上愛奈さんが魅力を語り、来館者約１００人がコースを体験した。

　同店は今月１０日、買い物だけではなく健康的なライフスタイルを支援したいと「イオンくしろウオーキング」と銘打ち、館内をウオーキング場として開放した。１階と２階を巡るコースは総延長９４６㍍。５カ所のチェックポイントがあり、スタート地点からの距離と消費カロリーを示している。

　ステージでは釧路のフォークデュオのヒートボイスのミニライブに続き、澤喜幸店長が「開設以来、利用が増えている。生活の一部としてどんどん歩いてほしい」とあいさつした。

　トークショーには小松町長と水上さんが登壇。小松町長は「時間や天候に左右されず買い物時間を有効に活用できる」とメリットを強調。水上さんは「店内のコース設置は良いアイデア。休憩スペースや飲食店もあり、無理なく続けられそう」と活用を勧めた。

　ウオーキング体験では、小松町長とヒートボイスも来館者と共に心地よい汗をかいていた。親子で参加した釧路市の石原由紀乃さん（６）は「お店を見ながら歩いて楽しかった。家族でまた歩きたい」と笑顔を見せていた。