表彰状を手にする徳田代表（中央左）と井田支店長

　【江差】かんぽ生命が実施する今年度の「ラジオ体操優良団体等表彰」で、まちづくりカフェ江差ウォーカーズ（徳田優子代表、メンバー８人）が「府県等表彰」部門で選ばれた。

　表彰は、ラジオ体操の普及に貢献する団体などに対し、１９５６年から実施。２年以上継続して活動しているなどを条件とする府県等表彰には今年度、全国で１３７団体が選ばれ、このうち道内は７団体だった。

　江差ウォーカーズは、住民がまちづくりのアイデアを語り合う「まちづくりカフェ」のプロジェクトチームの１つとして２０１６年度に発足し、不定期にラジオ体操を開催。１９年からは、５月の大型連休後から１０月末までの毎週土曜に、新地町や茂尻町でラジオ体操を継続実施。現在は茂尻児童公園を拠点に開催している。地域住民の健康づくりと、交流の輪を広げていく活動内容が評価された。

　体操開催日の１９日、同公園で表彰伝達式が開かれ、同社函館支店の井田弘志支店長から徳田代表に表彰状と記念品が手渡された。井田支店長は「引き続きラジオ体操を通じて、健康増進の推進に取り組んで」とたたえ、徳田代表は「毎週土曜日のラジオ体操を定着させ、皆さんの健康と町の交流の輪づくりにつなげたい」と話した。

　式後は、地域住民ら３４人がラジオ体操と、バトンを使った体操で体を動かした。