展望台から眺めたひまわり。今週末には満開が予想される

　道立サンピラーパーク「風の丘」（名寄市日進）のひまわりが、咲き始めている。同パーク、なよろ観光まちづくり協会によると、今週末には満開を迎えると見込んでおり、大勢の観光客でにぎわうことを期待している。

　同パークのひまわり畑は、名寄市内で大規模の面積を誇り、毎年、多くの人たちが足を運んでいる。

　今シーズンは、６月１日に種をまいた。７月下旬には、つぼみが付き、順調に成長している。今月に入ってから花が咲き始め、最近の雨続きでも少しずつ咲いてきており、現在は６分咲き程度となっている。

　遠くからでも花がぽつぽつと目立つようになっており、真夏の空の下、大輪が畑を黄色く染めている。

　今週末からお盆には満開を迎えると予想しており、訪れた人たちは黄色い大輪を間近に眺めたり、写真を撮ったりするなど、にぎわいを見せている。

　また「風の丘」の頂上付近には、同協会が「ひまわりドア」や「ＮＡＹＯＲＯ」の文字モニュメントでフォトスポットを用意している。昭和産業株式会社では社会貢献活動の一環で展望台を設置している。

　「なよろひまわりまつり」が５日から20日まで開催。レストハウスには「ひまわり観光案内所」を設けており、さまざまな農産品やソフト大福などの特産品各種、ひまわりＴシャツなどを販売。

　ひまわりの摘み取り可能エリアも設けており、好きなひまわりを摘み取り、ラッピングもできる。

　12、13日には同パーク北側のなよろ健康の森で、名寄新聞社主催の親子お楽しみ企画「ちびっこＦＥＳＴＩＶＡＬ」を開催。「おさかな釣り」「くじ引き」「輪投げ」「お絵描きコーナー」などを用意するとともに、両日の午前10時と午後１時から「バードコールワークショップ」（各回先着10人）。12日午前11時からは「紙ヒコーキ飛ばし大会」（先着10人）を実施する。