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室蘭民報

クマよけの鈴、効果大 大滝徳舜瞥学校で対策講座、猟友会の橋本さん講師【伊達】

クマの毛皮に付いた爪の鋭さを見て驚く児童ら

児童、生徒が身を守る術学ぶ

 伊達市大滝徳舜瞥学校(羽根秀哉校長、19人)は27日、夏休みを前に、クマの出没に備える対策講座を開き、児童、生徒らが生態や身を守る術など、正しい知識を学んだ。

 大滝区在住で大滝猟友会の橋本誉広さんを講師に招いた。橋本さんはイラストなどを交えたスライドを使い生態を紹介。「大きさは1・5~2メートルぐらい。体重は最大で500キロを超える」「好物はミズバショウやフキなどの植物と、シカも食べる」などと説明し、過去に橋本さんが駆除したクマ2頭の毛皮も用意した。

 大滝区周辺には、およそ20頭が生息していると推測されており、橋本さんは「いつどこで遭うか不思議ではない。クマは大きな声や音、においにも敏感です」と身に着けて鳴らす、クマよけ用の鈴の効果を強調した。フンや爪痕などの特徴も分かりやすく解説し「もし見つけた時は110番か、保護者や役場の人に連絡してください」と呼びかけた。

 万が一、遭遇してしまった場合は「絶対に驚かせてはいけない。目が合っても、そらさず後ずさりする」と正しい行動を伝え、児童、生徒らは真剣な表情で聞き入っていた。

 クマを見かけたことがあるという、8年生の奈良青衣さん(13)は「遭遇したらクマを驚かせないよう、落ち着いて行動して大人に伝えたい」と話した。

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