うらら湖で釣りを楽しむ参加者たち

　浦河町子ども会育成団体連絡協議会と町教委主催の「アドベンチャーｉｎうらら湖」が23日、上向別の浦河ダム展望台に集合し、親子39人がダムの見学やうらら湖での釣りなどで夏のひと時を楽しんだ。

　胆振総合振興局室蘭建設管理部が後援し、会場整備などは町内の建設会社上田建設工業と廣信建設興業が協力し、事業のサポートとして浦河高校ボランティア６人と浦河赤十字看護学生ボランティア２人も参加した。

　開会で浦子連の飯田美和子会長は「今日はさまざまな企業やボランティアの皆さんの協力で開催することができた。曇り空ではあるが、気温は高いので、体調に注意しながら活動し、１日を楽しく過ごしてほしい」とあいさつ。

　参加者たちは浦河ダムの説明を受けた後、堤体内を見学した。続いてうらら湖畔に移動し、魚釣り大会が始まり、釣り方の指導を受けた参加者たちは湖に向けて一斉に釣り竿を投げた。結果は１位が最大38㌢の鯉、２位は23㌢のカニ、３位は20㌢のカニを釣った参加者を表彰。この日は釣れた人が８人で釣果は振るわなかったが、何度も挑戦しながら約１時間楽しんだ。

　この後は、火起こし体験や、ダムに流れ込む川付近で浦河高ボランティアと看護学生が各自考案した川遊び体験を行い、町内西幌別のＥｙａｍ特製のＳＤＧｓ弁当に舌鼓を打ちながら交流した。