道の駅利用客へ啓発資材を手渡すほくとくん

【新ひだか】浦河警察署（星川茂生署長）と静内警察署（千葉則幸署長）は21日、新ひだか町三石鳧舞の道の駅みついしで２署合同の啓発運動「静・浦こんぶネーション作戦」を実施し、同駅利用者へ啓発資材を配布したほか、国道沿いで旗の波運動を行い、飲酒運転根絶や安全運転を呼び掛けた。夏の交通安全運動（22日まで）の一環。

　「こんぶネーション作戦」は、日高地方特産品のコンブとコンビネーションを掛け合わせた造語で、２署が交通安全という一つの目標に力を合わせて取り組むなどの思いが込められている。

　この日は、浦河署から星川署長ら８人と静内署から千葉署長ら７人が道の駅に集合。開会で千葉署長は「お互いに助け合うコンビネーションが必要。安全安心な日高地方を目指して取り組みましょう」、星川署長は「２署が連携して活動はなかなか無いこと。活動による一つでも交通事故が減ってほしい」とあいさつした。

　啓発は、みついし昆布のキャラクター「こんぶマン」と「こぶねちゃん」、道警シンボルマスコットの「ほくとくん」も加わり、両署員らが日高昆布（浦河署）とコースター（静内署）が入った交通安全や特殊詐欺防止などの啓発グッズ50個を、主に管外ナンバーの利用客へ「安全運転をお願いします」などと声を掛けて手渡した。

　最後に、同駅国道沿いで全員がスピードダウンの小旗を手に旗の波を行い、道行くドライバーへ安全運転や飲酒運転根絶を訴えた。