旬の味覚を満喫 うらかわ夏いちごの日 町内外から600人来場【浦河】
浦河町の特産品「夏いちご」を一層盛り上げようと町とひだか東農協、町いちご生産振興会の3者が主催する「うらかわ夏いちごの日」のイベントが15日、町基幹集落センター堺町会館で行われた。町内外から約600人が訪れ、夏イチゴの食べ比べや加工品販売、採れたてイチゴの詰め放題などで旬の味覚を満喫した。
町内で、夏イチゴとして生産している「すずあかね」は、主にケーキなどの加工用として販売されているため、多くは、収穫後すぐに道内外へ出荷されている。こうしたことから、町民にも浦河産のイチゴを味わってもらおうと、2016年に7月15日を「うらかわ夏いちごの日」と定め、毎年この日に合わせて夏イチゴの「おいしい」を感じられるイベントを実施し、産地としてイチゴの魅力を発信している。
この日は、あいにくの雨模様だったが、会場入り口には、開始時間を前にイチゴを買い求める多くの来場者が長蛇の列となっていたことから、時間を繰り上げてのスタートとなった。
会場には、採れたてのイチゴの詰め放題や、試験栽培中の新品種のイチゴ4種とすずあかねの食べ比べ、けずりイチゴやイチゴミルクなど加工品の販売ブースのほか、日高信用金庫新商品サポート事業商品紹介として手取菓子舗のすずあかねを活用したイチゴのパイ「浦河小唄」や「いちごケーキ」などの試食販売も行った。
イベントには約200㌔㌘のイチゴが用意されていたが、終了時間の午後3時を前にすべて完売した。
イチゴの詰め放題に参加した堺町小3年生の平井栞渚(かんな)さんは「イチゴをいっぱい詰めることができた。食べるのが楽しみ」と笑顔を見せていた。
浦河町役場産業課の池田裕喜夏いちご振興係長は「イチゴは小さな子どもから大人までみんなが大好きで身近なフルーツ。地元で生産しているイチゴを町民の方々に楽しんでもらえる機会となった」と話していた。
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