エコーセンターに設けられた、高校総体ボート競技の網走開催をＰＲするコーナー

　【網走】全国高校総合体育大会（インターハイ）ボート競技が今年７月、網走市で開かれるのを受け、市エコーセンターに開催をＰＲするコーナーがお目見えした。

　市民に開催を市ってほしいと、市教委が設置したもの。正面入り口を入ってすぐ、図書館の向かい側に設けられた。

　高校生から図案を募集したポスターやのぼり、関連グッズなどが掲げられている。

　中でも目を引くのが、市内のボランティア団体「布絵本の会まるちゃん」が製作したタペストリー。ボートを漕ぐニポネの図案と、大会のキャッチコピー「飛び立て若き翼」、会場と日程などを、下地にフェルトのパーツを縫いつけて作っている。

　同会は、この布絵本を製作する、市立図書館のボランティア登録サークル。作った布絵本は約１００点にもなり、すべて図書館に寄贈。これらはすべて、同館１階「えほんのもり」前のコーナーに展示されている。

　今回のタペストリーは、36年ぶりに網走で開かれる高校総体ボート競技を応援しようと、１カ月半ほどかけて２点を製作。１点は総合体育館に展示している。

　また、大会の開会式（７月27日）までのカウントダウンボードも設置。大会までの日数を来館者に伝えている。

　市教委は「温もりのあるタペストリーやカウントダウンボードで、多くの人が高校総体ボート競技の網走開催に興味を持ってもらえれば」と話している。