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日高報知新聞

3隊員が取り組みを報告 様似 町地域おこし協力隊の活動報告会【様似】

活動内容などを報告する隊員

【様似】町地域おこし協力隊の活動報告会が24日夜、町中央公民館で開かれ、町内外から約30人が参加し、町で活動する3隊員が活動内容や今後の展望などを報告した。

 地域おこし協力隊は、都市地域から人口減少や高齢化などの進行が著しい地域に移住し、地域ブランドや地場産品の開発・販売、PRなどの地域おこし支援や、農林水産業への住民支援など地域協力活動を行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組み。

 2009年度に国が制度を創設し、様似町では14年に「農作業支援と就農に向けた研修分野」と「アポイ岳の保護・保全活動分野」で最初の隊員2人が着任してから、これまでに22人が任期を終了し、このうち21人が町内に定住している。現在は、20年に着任した徳重誠隊員(地域課題解決分野)、22年10月着任の髙橋風隊員(観光振興分野)、同年12月着任の大杉鉄平隊員(同)の3人が活動している。

 報告会で徳重隊員は3年間の活動で取得した資格や、新型コロナウイルスの影響で活動制限にあい、障がい者の就労場所を創る活動が全然出来なかったこと、医療・福祉系は制限が厳しく見学なども難しかったことなどを報告したほか、新型コロナウイルスの制限が緩和されたことで、東大生と地域内学生の交流事業(夏季と春季の2回)、ワークショップを実施したことなどを報告した。

 髙橋隊員は、旧様似駅内の観光案内所を拠点とし、観光協会や町のイベント・ツアー、町外の勉強会・研修会に参加したことのほか、「キャンプ場を活かした町おこし」をテーマとして昨年11月に親子岩でお試しキャンプを2日間実施したこと、真狩焚き火キャンプ場の視察や仕事体験など。

 大杉隊員は着任してから3カ月ということもあり、管内各町で開かれた研修会や交流会に積極的に参加し、情報収集や研さんを積んだ。今後は旧様似駅の活用を主軸としたイベント企画を行うほか、町関係者と協力し町を盛り上げ、他町の協力隊との交流や、共同企画をしていきたいと話した。

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