北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

函館新聞

EV公用車レンタルできます 桧山振興局の公用車、25日から【江差】

完成した太陽光発電付きカーポートと2台のEV

二次元コード

 【江差】桧山振興局は、振興局駐車場に電気自動車(EV)2台に電気を供給可能な太陽光発電付きカーポートを整備し、EVの公用車2台を導入した。EVは、閉庁日に一般に貸し出し、地域の脱炭素化に貢献する。設備は2月末に完成、貸し出しは25日から開始する。

 道の活動の脱炭素化と、道民に脱炭素に向けた取り組みを身近に感じてもらおうと実施する同振興局のゼロカーボンEV公用車カーシェアリング事業。シェアの仕組みは、日産自動車の「e―シェアモビ」を利用。同振興局によると、再生可能エネルギーを活用したレンタカー事業者によるカーシェアの取り組みは道内初という。

 カーポートの屋根部分に取り付けられた太陽光パネルの発電能力は10・25キロワット。EV2台は日産リーフ(40キロワットアワー)を導入。カーポートに設置の太陽光発電由来の電力で運行するほか、各地の充電施設も利用可能。桧山管内では道の駅など10カ所。使用方法や季節などにより異なるが、満充電で約400キロ走行可。

 公用車EVの一般利用料金は、月額基本料1000円のベーシックプランが15分250円。月額無料プランが15分300円。6月30日まではキャンペーン価格として、どちらのプランでも15分200円で利用できる。電気代込み。

 一般利用には免許証とクレジットカードを用意し、e―シェアモビに会員登録=二次元コード参照=する。利用可能日は土日祝、時間は閉庁日初日の午前6時から閉庁日終日の午後12時まで。貸し出しと返却場所は同振興局駐車場のカーポートのみ。EVの解錠には免許証(ICチップ組み込み)をリアウインドウに貼り付けられたカードリーダーにかざす。

 利用方法や料金詳細に関する問い合わせは、e―シェアモビコールセンター(0120・23・1723)、そのほか道のゼロカーボンの取り組みなどの問い合わせは同振興局環境生活課(0139・52・6492)へ。

関連記事

十勝毎日新聞

帯広の森50年 後世へ シンボルツリーを植樹【帯広】

 「帯広の森」の造成開始から50周年を迎え、記念植樹と森づくりの集いが19日、市内の帯広の森で行われた。市民ら約100人が見守る中、米沢則寿市長や歴代市長らは新たなシンボルツリーとなるハルニレの...

十勝毎日新聞

サクラマス稚魚放流 旭浜漁港で養殖試験 若手研究会【大樹】

 大樹漁協(神山久典組合長)と漁協所属の若手漁業者らによる研究会(高橋良典会長)は17日、大樹町内の旭浜漁港で、養殖試験用のサクラマスの稚魚を放流した。過去4年は、しけや赤潮の影響もあり出荷に至...

十勝毎日新聞

林業土木協会60周年を祝う 記念式典【帯広】

 帯広林業土木協会(萩原一利会長、26社)の創立60周年記念式典が17日、帯広市内のホテル日航ノースランド帯広で開かれた。  同協会は1964年、会員31社で任意団体「帯広林工会」として設立。...

函館新聞

「函館の豊かな食に感動」 函館ロケ映画「おいしい給食」市原隼人さんが舞台..

 函館を舞台とした映画「おいしい給食 Road to イカメシ」(Ⓒ2024「おいしい給食」製作委員会、AMGエンタテインメント配給)が24日から新宿ピカデリーほかで全国公開されるに先立ち、先行上...

函館新聞

最後の土方コンテスト 東京の平野さんが優勝【函館】

 戊辰戦争の舞台となった五稜郭の歴史を後世に伝える「第55回箱館五稜郭祭」(協賛会主催)が18日、開幕した。初日は箱館戦争で命を落とした志士たちをしのぶ碑前祭が市内4カ所で行われたほか、今年で最...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス