３００ブース以上が集結する「とまこまいＳｔｙｌｅ」をＰＲする菊地さん

衣類や陶器、飲食店も充実

　胆振地方最大級のハンドメードイベント「とまこまいＳｔｙｌｅ（スタイル）」が４月２日、苫小牧市末広町の市総合体育館で開かれる。全国各地から３００ブース超が出店し、手作り品やセレクト雑貨などを販売する。時間は午前１０時～午後４時。

　コロナ禍で規模を縮小していたが、今回はコロナ前の出店者数に戻して開催。手作り雑貨やアクセサリー、衣類、木工品、陶器などがブースを連ねる。作品作りを体験できるワークショップや、リラクゼーションブースも用意。キッチンカーやスイーツなど飲食店も充実している。

　室蘭地方のハンドメード作家や飲食店も３０店ほど参加する。

作り手と直接対面できるのも魅力の一つ＝昨年１０月、苫小牧市総合体育館（提供写真）

　主催者は、苫小牧市内で益子（ましこ）焼き器専門店「Ｒｅ:Ｈａｐｐｙ＋Ｕｔｓｕｗａ（リ・ハッピー・ウツワ）」を営む菊地利奈さん＝室蘭市出身。女性が生き生きと活躍する場をつくりたいとの思いから企画した。「『人』と『まち』をハンドメードでつなぐ。雑貨のまち、苫小牧へ。」をキャッチコピーに、２０１６年からスタート。年々規模が拡大し、１９年は約８千人を動員した。

　菊地さんは「新生活のスタートに向けて、すてきな出会いがたくさん生まれますように」とＰＲした。

　来場希望者は直接会場へ。当日は臨時駐車場を設けるが、混雑が予想されるため、乗り合いや公共交通機関の利用を呼びかけている。

　問い合わせは菊地さん、携帯電話０８０・２８７２・９０４１へ。

大勢の来場者が詰めかけた前回の様子＝昨年１０月、苫小牧市総合体育館（提供写真）