
シードルを手にする(左から)尾藤代表、松下代表(めむろワイナリー提供)
芽室町内でワインを醸造する「めむろワイナリー」(尾藤光一代表)は20日から、町内の「松下リンゴ園」(松下忠雄代表)で収穫したリンゴを加工した酒「シードル」を発売する。取り扱いは町内とオンラインのみで、数量限定。
同社は地域振興への思いを込め、昨年から地元農家である同園と連携してシードルを手掛けている。
今年は甘みと酸味が強く果汁の多い「秋陽」など、2022年産のリンゴ270キロを加工。昨年同様、ボトルに詰めたアップルワインを再び発酵させる「瓶内二次発酵」を採用し、軽やかな泡に仕上げた。
同社醸造職人の尾原基記さんは「リンゴらしさを感じられるよう、素直に造った。昨年に比べ少し酸味が穏やか」と話す。
辛口タイプでさまざまな料理との相性が良く、食前酒やチーズ・デザートと合わせても楽しめるという。冷やしてから飲むことを勧めている。
昨年より200本弱多い264本を販売。オンラインショップのほか、町内の直営店(中美生2線44)、セブン-イレブン芽室東4条2丁目店、セイコーマートしなだ店、黒田商店で購入できる。4月下旬から営業予定のファーマーズマーケット「愛菜屋」でも扱う。
尾原さんは「数量は少ないが、特別な日の乾杯や大切な方への贈り物として、たくさんの人に楽しんでもらいたい」とPRする。
750ミリリットル4400円。直営店は平日午前10時~午後4時だが、祝日の21日は営業する。問い合わせは同社(0155・65・2077)へ。
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