期間限定でオープンした「Ｇ４　Ａｉｒ　Ｐｏｒｔ　Ｓｐａｃｅ　Ｐｒｅｓｅｎｔｅｄ　ｂｙ　ＧＬＡＹ」で近作「白夜（ビャクヤク）」（右）「春夜（シュンヤク）」を紹介するＴＥＲＵさん（２５日午前１０時半ごろ）

　函館出身のロックバンド「ＧＬＡＹ」のグッズが並ぶポップアップショップ「Ｇ４　Ａｉｒ　Ｐｏｒｔ　Ｓｐａｃｅ　Ｐｒｅｓｅｎｔｅｄ　ｂｙ　ＧＬＡＹ」が２５日、函館空港国内線旅客ターミナルビル２階の売店エリアにオープンした。初日にはボーカル・ＴＥＲＵさんも来場。ショップ内ではＴＥＲＵさんが手掛けたアクリル画も展示している。出店は８月３１日まで。

　３月に全国ツアーがスタートし、６月には地元・函館で３年ぶりとなるライブを予定するＧＬＡＹ。ポップアップショップの出店は函館公演に合わせ、地域を盛り上げようと昨年から計画してきた。

　ショップでは「ＧＬＡＹ×小いけのカレー　オリジナルバターチキン」（税込み１２００円）、メンバーのイラストを施した函館ラスク（同９００円）など地元企業とのコラボレーション商品や、旅行で使えるトラベルポーチ、ラゲッジタグといったオリジナルグッズをはじめ空港限定の２４種類を取り扱う。

　ショップ内には、ＴＥＲＵさんが「思い出に残る一番好きな函館の風景」として五稜郭公園のサクラや冬の雪をモチーフに描いた「春夜（シュンヤク）」「白夜（ビャクヤク）」（いずれも１４０×１４０センチ）の２枚を展示。また、昨年１０月から作品を飾ってきた１階のカフェ美鈴函館空港店では展示替えを行い、函館をイメージした深い青色を用いた「蒼道（ソウドウ）」や「左月（サヅキ）」「右月（ウヅキ）」の５枚も同日お目見えした。

　６月の函館公演に向けＴＥＲＵさんは「地元では３年ぶりになるのでファンの期待感を感じている。３公演あり、特別なライブになると思うので楽しみにしてほしい」と話し「ショップは全国から集まるファンが待ち合わせをするなどコミュニケーションの場になればうれしい」と期待を込める。

　ショップの営業時間は午前８時～午後７時。