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釧路新聞

来月4日くしろ蝦夷太鼓春公演「迫力ある演奏見て」【釧路】

春公演をPRする石田会長(左)と平山幹事長

 「若い世代や子供たちに蝦夷太鼓の迫力ある演奏を見てもらいたい」。北海道くしろ蝦夷太鼓保存会(石田博司会長)が主催する「蝦夷太鼓・春公演」が3月4日午後6時から、コーチャンフォー釧路文化ホール小ホールで行われる。同月19日に石川県で開かれる日本太鼓財団が主催する日本ジュニアコンクールに北海道代表として出場する蝦夷太鼓ジュニアを壮行する演奏会となる。

 演奏会の前半は寿子ども蝦夷太鼓同好会と蝦夷太鼓ジュニアのメンバーが出演。元気あふれる演奏を披露する。石田会長は「全国でもトップクラスの実力ある蝦夷太鼓の誇りと伝統を守る子供たちの演奏をぜひ見てほしい。この公演を見た子供たちから自分も太鼓をたたきたいという希望者が出てきてくれるとうれしい」と話す。同保存会の平山智史幹事長は「小中学生が中心の舞台となるが、この春に中学を卒業するメンバーの演奏に注目してほしい。しっかりと太鼓を打っている成長の姿を見てもらいたい」とも。

 今回の舞台監督を務める劇団東風の片桐茂貴代表(2016年度釧新郷土芸術賞受賞者)は「春に文化ホールの小ホールの舞台で蝦夷太鼓の演奏会が行われるのは初めてのこと。後半には保存会のメンバーが演奏する。コロナ禍でこれまで演奏を聞く機会も限られていたが迫力ある演奏を聞いてほしい」とPRする。石田会長も「釧路のマチは人口減やコロナ対策からこれまで元気がなかったが、この太鼓の演奏で皆さんが元気になってほしい」と春公演の成功に向けて準備する毎日を送っている。

 同公演は釧根郷土芸能振興基金と東北海道太鼓連盟、日本太鼓財団北海道連合会が後援。入場料1000円(税込み)、全席自由として誰もが入りやすい料金設定にしている。

 チケットはコーチャンフォー釧路文化ホール、釧路市生涯学習センター(まなぼっと幣舞)、コーチャンフォー釧路店プレイガイド、北海道蝦夷太鼓保存会事務局(笛園ビル6階)で取り扱っている。

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