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日高報知新聞

1年後、とても楽しみ うらかわ手前味噌の会 手作り味噌づくり【浦河】

味噌の仕込みに取り組む参加者たち

 手づくり味噌の愛好家が集まって味噌づくりを行う「第6回うらかわ手前味噌の会」が18、19日の両日、浦河町基幹集落センター堺町会館で開かれた。町内から19人が参加し、約10㌔㌘の味噌の仕込みに取り組んだ。

 うらかわ手前味噌の会(加藤エミ代表)が主催する味噌づくりの会で、味噌を仕込むのに最適な寒さが厳しいこの時期に例年実施している。会場のガスコンロの数に限りがあるため参加人数に限りがあるが、毎年、口コミで集まった手づくり味噌の愛好者たちが、北海道産の大豆を使って本格的な味噌づくりを行っている。

 これまで参加した人からは「子どもがここで作った味噌の味噌汁しか食べなくなるほどおいしい」「無添加で安心」といった声もあがり、人気の会となっていることから、少しでも多くの人が参加できるよう、日程を2回に分けて開催している。

 味噌づくりは、参加者が前日朝から、大豆を洗い水に浸すなどの事前準備を自宅で行うところからスタート。当日、会場では、一昼夜冷水に浸した大豆を持参し、持ち寄った大豆を、50㍑型の大きな鍋で粒を壊さないよう静かにかき混ぜながら2~3時間ほど柔らかくなるまで煮詰め、豆を細かく挽くミンサー機にかけて粗熱をとり、塩と麹と一緒に練り合わせたものを団子状にし、樽にたたきつけながら詰めていく。こうして、樽に仕込んだ味噌は、空気に触れないよう蓋をして約1~2年ほど寝かせて完成する。

 参加者たちは、大豆を煮ている鍋を交代でかき混ぜたり、それぞれの作業を役割分担しながら行い、一人約10㌔の味噌を樽に仕込んだ。途中、昼休憩をはさみながら、和気あいあいと楽しい時間を過ごしていた。

 初めて参加したという坂本美穂さん(27)は「子どもに無添加の味噌を食べさせたいと思って参加した。一年後、味噌ができあがるのがとても楽しみ」と話していた。

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