千歳支笏湖氷濤まつり閉幕、来場者10万人超え
千歳・支笏湖氷濤まつり(支笏湖まつり実行委員会主催)が23日、閉幕した。1月28日から27日間の開催期間中、前年の5万5000人を大きく上回る10万3000人(主催者発表、入場無料の中学生以下を含む)が来場。壮大で多彩な氷像の魅力に加え、新型コロナウイルス対策の規制緩和によるさっぽろ雪まつりの3年ぶりの会場開催や国内外の旅行客の回復が後押ししたとみられる。
冬の支笏湖を楽しむ恒例イベント。最終日も千歳市支笏湖温泉の会場には、約30基の氷像が青色に映える日中から観光客が続々と来場した。夕方にはそれらがカラフルにライトアップされ、にぎわいは終了間際まで続いた。
渡島管内七飯町から家族5人で初めて訪れた桜庭北太君(12)は「氷は壊れやすいと思っていたけど、とても大きくきれいでびっくりした」と瞳を輝かせた。
昨年始めた高校生以上500円の入場料徴収を継続。コロナ対策で1時間当たり800人に入場制限しステージイベントや花火も中止したが実行委によると、来場者数は1日平均約3800人で推移し、最多はさっぽろ雪まつり最終日(11日)の約8700人だった。昨年よりもツアー客が多く、外国人も目立ったという。
小林典幸実行委員長は「多くの来場者に『どうやって造ったのか』などと氷像に強い関心を寄せてもらえ、たくさんの苦労を忘れられるほどうれしかった。来年はさらに氷像の魅力を高めたい」と話していた。
関連記事
オオハクチョウ今季初飛来 〝白鳥の湖〟風蓮湖に【根室】
【根室】白鳥の湖として知られる風蓮湖にオオハクチョウが飛来した。今季初飛来で冬の使者としても知られる冬鳥は、アイヌ語でレタッチリ・カムイ「白い鳥の神」と言われている。 北海道や東北北部で...
イチャルパで先祖供養 アイヌ協会【函館】
函館アイヌ協会(黒島均会長)は12日、アイヌ民族の祖先供養の儀式「イチャルパ」を函館市立博物館の横の広場で執り行った。市民が見守る中、祭壇(ヌササン)と炉が据えられた会場で祈りをささげ、祖先の霊...
「就職は地元で」校舎ガラスに企業名【函館】
未来大学生にPR 公立はこだて未来大(鈴木恵二学長)は、学生の地元企業への認知度向上を図ろうと、校舎南側のガラス面に市内近郊の企業名を電動ブラインドを活用し表示する取り組みを始めた。企業名は...
防げ!特殊詐欺被害 全駐在所一丸で集中啓発【帯広】
全国地域安全運動(20日まで)に合わせて、帯広署(工藤博光署長)は、同署管内全14駐在所の所在地で「特殊詐欺被害防止啓発」を行っている。全駐在所が期間を定めた上で、集中的に特殊詐欺の啓発を行う...
Xマスまで終日サンタ 協力隊員 身をもって町宣伝【広尾】
広尾町地域おこし協力隊の関本凱斗さん(26)は11日から、サンタクロースの衣装を身にまとい、日常生活を送っている。広尾サンタランドのPRが目的で、期間はクリスマスまでの約2カ月半。職場ではスーツ...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
かんばやしさん 念願の活動拠点 苫小牧市内にバー開店
2自然災害や山岳事故 迅速な救助へ ロープレスキュー訓練 日高東部消防組合浦河消防署 研鑽成果、初の一般公開【浦河】
3女優山田杏奈さんら撮影秘話を披露 ゴールデンカムイトークセッション【平取】
4「ぽん・ぽんゆ」プレオープン 日帰り入浴23日までお得【標茶】
5「鶴公園」開園65周年感謝デー 観光客らおもてなし【釧路市】
-
1
「ぽん・ぽんゆ」プレオープン 日帰り入浴23日までお得【標茶】
2過酷なレース、熱い声援 アイアンマンジャパンみなみ北海道【北斗、木古内】
3無印良品、初進出 モルエ中島、来秋オープン予定【室蘭】
4アメリカシロヒトリ幼虫大量発生 函館市に苦情700件【函館】
5ぷっくり大粒「甘いよ」 伊達栗園29日オープン【伊達】