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網走タイムズ

最優秀は熊谷さん(桂陽高1年) 三品さん(南高2年)が優秀賞 高校総体ボートポスターの図案決まる

 【網走】全国高校総合体育大会(インターハイ)ボート競技が今年7月、網走市で開かれるのを受け、網走市実行委員会(会長・水谷市長)が高校生から募集していた同競技ポスター図案の表彰式が市長室で行われた。

 作品は市内の南ヶ丘高と桂陽高、日体大付属高等支援学校、美幌高、大空高の各校の美術部を中心に依頼。昨年6月から9月までの募集期間中、9点の応募があった。

 これらを同実行委で審査した結果、桂陽高1年の熊谷花音さんの作品が最優秀賞に、南ヶ丘高2年の三品梨々花さんの作品が優秀賞に選ばれた。

最優秀賞の熊谷さん(左)と優秀賞の三品さん(右)

 熊谷さんの作品は、夕日の沈む湖面でボートのシングルスカルを漕ぐ選手の姿を描いたもの。学校帰り、ボート競技場のある網走湖に立ち寄り、練習している生徒を見て描いたという。

 最優秀賞に選ばれたことに「湖の深みのある青色や、ボート部の人たちが格好良く漕いでいる姿を意識して描き上げた。最優秀賞に選ばれてうれしい」と話していた。

 三品さんの作品は、しぶきを上げる大波で、ボートを漕ぐ選手とオールを表現したユニークなデザイン。アイデアはすぐに思い浮かび、色鉛筆やアルコールマーカーを使い、1週間ほどで描いたという。

 「見る人に、ボートのエネルギッシュさが伝わればと思って描いた。見てもらえるだけでもありがたいのに、賞をもらって光栄」と、入賞を喜んでいた。

 最優秀賞に選ばれた熊谷さんの作品は昨年11月、高体連道実行委に送り、全国高体連からボート競技の図案として承認されており、4月以降、大会ポスターとして市内各所に掲示。多くの人に網走での開催をアピールする。

 全国高等学校総合体育大会ボート競技大会は、7月28日から31日まで網走湖ボート競技場で開かれる。

 水谷市長は「これから網走のボートが全国に注目されるが、まず目にするのはポスター。若い力が励まし合う図柄で、立派な作品」と、入賞した2人に感謝の言葉を述べていた。

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