〝冷凍イワシ〟打ちあがる 斜里や常呂、雄武の海岸で

斜里町以久科に打ち上げられたイワシ(15日)
【斜里】斜里町以久科の海岸で15日朝、大量のイワシが打ちあがっているのが見つかった。
打ちあがっていたのは、体側に斑点がある体長20センチ前後のマイワシ。
ニシンの仲間で、日本周辺の海域に広く生息する。オホーツク海では主に夏に見かける魚で、冷たい海では生きられないという。
満潮時に打ち上げられたとみられ、砂浜でカチカチに凍った状態になっている。
以久科原生花園から峰浜付近まで数キロの波打ち際や斜里側河口付近のほか、北見市常呂町やオホーツク北部の雄武町などでも見つかっている。
15日は午前中から「イワシが上がっている」の話を聞きつけた町民らがイワシを仕入れに海岸を訪れた。
町内の男性ネイチャーガイドは「こんな光景は初めて見た。立派なイワシを選んで、アンチョビをつくってみようと思った」と拾い集めていた。
イワシが打ちあがった原因は解明されていないが、海域の急激な水温低下によるショック死によるものとみられている。
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