地球環境も商売繁盛も「持続可能」 老舗すし店がエコバッグ【士幌】
レジ袋の削減に役立ててもらおうと、士幌町内の「寿(す)し大洋」(仲通2)の店主川崎康さん(47)がオリジナルエコバッグを新たに作り、販売している。SDGs(持続可能な開発目標)を身近に捉え、「できることから実践してほしい」との願いが込められている。
新型コロナウイルスの影響で打撃を受ける飲食店の応援や、町の地域活性化の狙いもある。
エコバッグは縦37センチ、横36センチ、マチ11センチの大きさ。淡いクリーム色でシンプルに仕上げた。シーチング素材でしっかり収納もでき、コンパクトに折り畳んで持ち運びも可能だ。
同店は大正時代の創業から100年以上続く老舗のすし店として親しまれ、川崎さんで4代目。バッグには「来店客においしいすしを食べてもらいたい」という職人としての熱い思いを、「寿司商」の文字に込めた。伝統や和の趣を感じさせる、のれんを掲げた同店の写真も入れた。
他にもエコバッグを製作しており、士幌町をイメージさせるユーモラスな牛、マグロやサーモンなどのイラストが描かれたデザインが好評。今回で4種類目となる。
川崎さんは「環境問題にも関心を持ちながら、エコバッグで買い物を楽しんでもらえれば」と話している。 エコバッグは1個900円。問い合わせは同店(01564・5・2005)へ。
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