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網走タイムズ

ハイテク装備で安全安心 高規格救急自動車を配備 網走消防署で納車式

最新装備の高規格救急自動車が納車された(網走地区消防組合提供)

 【網走】網走消防署が配備する高規格救急自動車の納車式が21日、同署南出張所で関係者や来賓など約20人が出席して行われた。

 あいさつに立った消防管理者の水谷市長は、新しく配備された救急車が最新の高度救命用資機材を積んでいるほか、要救助者のプライバシーに配慮した救急スクリーンも装備していることなども挙げ「市民の安全、安心の確保に大きく貢献できる」とした。

 その上で「救急医療では素早い通報、素早い蘇生措置、素早い搬送、素早い診療の4つを『救命の連鎖』と呼んでいるが、この救急救命に高規格救急自動車の果す役割は、極めて大きい」と述べ、新しく配備された救急車の活躍に期待した。

 来賓の井戸達也市議会議長も「安心、安全な社会を確保するためのツールとして、高規格救急自動車と救命処置資機材は必要不可欠。高齢化が進み、救急業務に対する市民の期待はますます高まってきている」として、最新の救急車が配備されたことを喜んだ。

 新しく配備された高規格救急自動車は、2010年に配備した現行車両を更新するもの。車両はトヨタ製の救急車用車両「ハイメディック」で、フルタイム四輪駆動。乗車定員は8人。

 車内には自動心臓マッサージ器、半自動除細動器のほか、高度救命用資機材一式を搭載している。

 また、バックドアと左のスライドドアには、スイッチ操作で透明とくもりを切り替えられる調光フィルム「QQScreen(救急スクリーン」を装備した。

 従来の布カーテンは臭いが残ったり、血液などが付着すると清掃が大変だったが、この調光フィルムは傷つきにくいハードコート加工となっており、消毒作業にも対応しているという。

 このほか、デジタルルームミラーやパノラミックビューモニターなど、従来装備のデジタル化、車両の周辺を照らすLED作業灯などの最新装備、ハイテク装備も特長となっている。

 購入価格は、車両本体が2274万1千円、高度救命用資機材が1562万円。

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