北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

日高報知新聞

学校の歴史の節目を祝う【新ひだか】

【新ひだか】町立高静小学校(鈴木晋作校長、児童数505人)の「創立150周年記念式典」が19日、同校体育館で行われ、5、6年生児童165人や保護者代表など約200人が出席し、歴史の節目を祝った。

 同校は、1871年(明治4年)に稲田家臣によって捫別(東静内)に私塾「益習館」として設立されたのが始まりで、その後目名教育所、目名学校と改称され、1879(明治12年)に高静小学校に名称変更された。当時の児童数は39人。1908年(明治41年)に現在地に移転し児童数は215人。

 その後も児童数は増え続け、1958年(昭和33年)には1783人(35学級)が在籍し、管内一、全道でも有数の大規模校となった。1979年(昭和54年)に山手小学校が新設され463人、校区変更により静内小学校に199人が、それぞれ移籍。これまで、同校の卒業生は1万4622人となっている。

 国歌・校歌斉唱の後、津山浩実行委員長は「先人たちが積み上げてきた高静小を、次の世代に正しく伝えていく義務があり、地域と共に歩んできた高静小のこれからのさらなる活躍に期待し、我々も全力でサポートしていきます。先生方には、ぶれることない教育を、在校生にはたくましく育ちこの町の未来の希望となってください」とあいさつ。

 記念事業目録贈呈では、津山実行委員長から鈴木校長に校旗と屋外テントが贈呈された。鈴木校長は「記念事業として贈呈をいただき感謝。家族にとって愛する子どもたちは大切な宝物です。この子どもたちが150年間、高静小で学び巣立っていきました。本校の基本理念のもと、保護者、地域関係機関の皆さまと力を合わせ、大切な宝物である子どもたちの健やかな成長を願い努力してまいります」と感謝の言葉を述べた。

 来賓の行徳義朗日高教育局長は、卒業した一人として「明治5年創設以来、幾多の変遷を経て地域と共に歩み、地域に信頼される学校として発展され、時代の要請に応え心身ともに調和のとれた子どもの育成に努めてきた。学校の総合力を高めると共にその成果を研究会などを通じて積極的に発信され教育関係者から高い評価を受けている。150周年を契機として教育活動に磨きをかけて一層充実されますよう期待する」とあいさつ。

 田中伸幸副町長からもあいさつが述べられた。

 この後、児童発表では5年生が、校舎など描いた絵を持ち会場を一周し、6年生は、「糸」「マイバラード」を合唱した。

全校児童が「150」の人文字で祝福

児童発表では6年生が「糸」などを合唱

関連記事

十勝毎日新聞

「菖蒲湯」身清め香りで邪気払い 端午の節句で自由ケ丘温泉【帯広】

 帯広市内の自由ケ丘温泉(自由が丘4、鳥谷繁樹代表)で5日、端午の節句に合わせて「菖蒲(しょうぶ)湯」が登場し、入浴客を楽しませた。  中国では厄払いや薬草としてショウブを湯に入れる風習があ...

十勝毎日新聞

日本の文化、神社で体験 外国人対象にモニターツアー【浦幌】

 浦幌神社(背古宗敬宮司)は今年度から、インバウンド向けの日本文化体験ツアーを行う。4月20、21の両日には「外国人日本文化体験モニターツアー」を同神社などで実施。参加者が神道体験など多彩なメニュ...

十勝毎日新聞

エスコンで町の魅力発信へ 10~12日PRブース【幕別】

 幕別町観光物産協会(事務局・幕別町)は10~12の3日間、プロ野球北海道日本ハムファイターズの公式戦が行われるエスコンフィールド北海道(北広島市)に幕別町のPRブースを出展する。  球団が...

函館新聞

こいのぼり150匹風に泳ぐ 函館・湯の沢神社【函館】

 5日は「こどもの日」―。函館市滝沢町の湯の沢神社では、今年も約150匹のこいのぼりが風に泳ぎ、多くの親子連れらを楽しませている。5日まで。  同神社総代の建設業、西尾次雄さん(76)が201...

函館新聞

笑顔あふれる人形が歓迎 宮竹さん8日から6年ぶり作品展【函館】

 旭川在住の人形作家、宮竹真澄さん(74)による作品展「心のふる里人形展」が8日から函館市地域交流まちづくりセンターで開かれる。函館では2018年以来通算4回目。近作を含む50作品(150体)の...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス