「ご当地かるた」お目見え 商議所青年部、読み札公募【登別】
学校祭で生徒楽しむ、幌別中
登別商工会議所青年部(寺島真一郎会長)は登別市の地域振興と魅力発信を目的に「ご当地かるた」を作成した。読み札は、市民や幌別小学校と幌別東小学校、幌別中学校の児童・生徒から公募し、名所や特産品、文化などが紹介されている。9月には幌別中の学校祭でかるた取りが行われ、生徒たちは地元の魅力を再確認した。
同青年部は2021年11月の例会で、登別市の魅力を再発見しよう「登別を好きになって、愛してほしい」の思いで活動を開始。読み札は市民をはじめ、幌別小と幌別東小の児童、幌別中の生徒が市内の名所や特産品、まちの様子などを題材に考案した。
絵札のデザインも広く市民に呼びかけを予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大を受け断念。部員が読み札からインスピレーションを受け、絵の具や色鉛筆などで描いた。今年3月に完成し、作成に協力した3校に寄贈した。
幌別中学校では9月に行った学校祭で、生徒会役員で3年の竹中公志さん(15)が「地元の良い所がたくさん紹介されている」と「ご当地かるた」を使ったイベントを企画。司会者が「ちょっぴりからい えんまやきそば」と札を読むと、各クラスの代表がわれ先にと、体育館の壁一面に張り出された絵札を、走りながら探して楽しんだ。
同青年部の寺島会長は「かるた取りを通して、登別市の魅力に触れていただきありがたい。これを機会に登別の良さをさらに広める存在になってほしい」と話す。かるたは非売品だが、利用を希望する団体には貸し出しの相談に応じる。
問い合わせは同青年部事務局、電話0143・85局4111番へ。
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