黄色い大輪の絶景広がる・ひまわりが、ほぼ満開【名寄】
道立サンピラーパーク(名寄市日進)では現在、ひまわりがほぼ満開を迎えており、数多くの黄色い大輪が咲き誇り、訪れる人たちを魅了している。
同パークのひまわり畑は、面積3ヘクタール。今年はお盆の時期に咲くことを狙って、6月5日から8日にかけて種をまいた。
例年通りのペースで生育が進み、先週初めから丘の上部から咲き始めた。
17日には、ほぼ満開を迎えており、特設の展望台から周囲を眺めると、ひまわりが辺り一面に広がり、ひまわりの花の黄色と葉の緑、大空が織りなす絶景を目にすることができる。
さらに、展望台下のひまわり畑の中には、フォトスポットとして手作りのドアを設置。ドアを開くと、目前に広大なひまわり畑が見えるような格好となり、SNS(会員制交流サイト)投稿にも最適なスポットとなっている。
また、21日まで「なよろひまわりまつり」(なよろ観光まちづくり協会主催)が開かれており、観光案内所の開設(午前9時~午後5時)、抽選で名寄のアクティビティや特産品などのプレゼントが当たるひまわりスタンプラリー(応募期間21日まで)を実施している。
高校生と大学生のスタッフが接客や案内に当たっているとともに、ひまわりの開花状況などをSNSに投稿し、情報発信に努めている。
同協会と名寄市によると、あと1週間から10日程度はひまわりが見られるとのこと。
コロナ禍前の客足には戻っていないが、多くの人たちがひまわり畑を訪れており、遊歩道を巡りながら写真を撮ったりするなど、残り少ない夏を満喫している。